타일작품

타일 아트란?

타일아트 2009. 8. 27. 11:22

タイルのはなし

タイルは英語では「tile」と書きます。
語源はラテン語のテグラ「tegula」で、物を覆うという意味の言葉です。
タイルはこの語源のように建物の壁や床を覆う、装飾の為の陶磁器製建築材料のことを主に指します。
広辞苑では「壁または床に張る小片状の薄板」と説明されていて、広い意味では材質は不問です。
そのため、タイルカーペット、Pタイルなど焼き物以外で正方形をした、壁または床に張る小片状のものを、○○○タイルと呼ぶことがあります。
しかし今、現在一般的に建材として使われているタイルは焼きものです。(セラミックタイル)

焼き物は素材や焼く時の温度、吸水率などにより、
磁器、せっ器、陶器と分けられています。これは吸水率により分けられた区分です。
磁器は基本的に石から出来ていて1200度以上の高温で焼きます。吸水率は1%以下です。
陶器は主に土から出来ていて1000度~1100度位で焼かれています。吸水率は22%以下です。
せっ器は磁器と陶器の中間的な物を言います。

実は、人間が作った物の中で最も長持ちするものは焼き物なのです。
火を使って土を焼くと固くて丈夫になり、煮炊きなどに使いやすくなります。
これを発見(発明?)したのは縄文時代の日本人と言われています。
つまり世界最古の焼き物は12000年前に焼かれた縄文土器なのです。(現存しています)
また、タイルとして現存している最古の物は4600年位前に作られたもので、エジプトのピラミッドの中の装飾に使われています。
これは砂漠の砂を使った珍しいタイルで、表面は神秘的な水色で、現在でも残るその美しさに驚嘆させられます。
日本にタイルが入ってきたのは飛鳥時代あたりで百済からやってきました。およそ西暦580~590年あたりだそうです。
現在、主なタイル産出国は、イタリア、スペイン、フランス、ポルトガル、オランダ、チェコ、トルコ、メキシコ、中国、台湾、日本です。

日本では岐阜県の多治見市笠原町がタイルの町として有名です。
もともと美濃焼の産地でしたが、タイルに使う原料が周囲から取れた事、日本一大きな窯場である瀬戸に近く焼き物の技術があった事、
しかし瀬戸と同じことをしていては勝ち目がないと言う事でタイルに特化したメーカーが集まった事などから日本でも有数のタイルの町になりました。
日本で使われるタイルの90%はここで作られています。
中にはうっとりする程素晴らしい「うわぐすり」のかかったタイルもあります。

この様なタイルを目にした時、皆さんも日本の焼き物の技術を誇りに感じることでしょう。

タイルは張る場所や用途により様々な種類があります。
水を吸わない材質で、高温で焼く磁器質の外装用タイルから、逆に湿気を吸う多孔質の水回り用内装タイル、厚みがあり丈夫な床用タイル、汚れが付きにくい浴室やキッチン用タイルなどです。
また最近は、材質もガラス質や半貴石の物なども増え、その種類は驚くほど沢山あります。
また、タイルと言うのは、長持ちする上に釉薬を使い様々な色、質感を表現できるので建築やアートの世界では優れた素材と考えられています。

今、タイルはクラフトやアート、そしてリフォームの素材として新しい時代を迎えようとしていると感じています。

一緒に色やデザイン、素材を考えると皆さんに本当に喜ばれます。
多数の方が、自分自身の手でデザインし、家を楽しく豊かに装飾したいと言う願望がある事に気が付きました。
様々な種類のタイルがあり、タイルは日本が誇る「焼きもの」であり、優れた建材であります。

もちろんタイルは建築だけで使うものではありません。クラフトとして身の回りの品にも使えます。
スペインやメキシコの明るいタイルやオリジナルデザインのタイルを嵌め込んだ家具作ることもできます。
アートの世界でもタイルは活躍しています。

最近ではCGの発達により、皆さんが描かれた絵やデザインした柄を、モザイク画として再現する事が可能になりました。
これはタイルを組み合わせる事により正確に元の絵を表現できる技法です。
こうして作った絵は世界に一つしかないオリジナルのモザイクタイル画なのです。
この技法は学校の卒業記念の制作などによく使われています。大勢で参加し、大きなタイル壁画を作ることも意外に簡単に出来ます。
完成した時の満足度は格段に違います。しかもこの作品は50年から100年、いやそれ以上長い間残るのです。
建築家やデザイナー、工務店任せにせず、自分も計画段階から参加する事により、手作りのオリジナルデザインが出来るのです。
こうしてより深い満足感が得られると思います。

アートは生活を豊かにします。タイルはアートをもっと身近な物にします。
日本タイルアート協会は、この素晴らしい素材であるタイルを使い、
一般の人達が自分たちの手でタイルを使いこなし、生活を豊かにする事を目指しています。

 

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